副業、起業、個人事業主として働く(フリーランス)など、「新しい働き方が格好いい!」みたいな風潮があります。

先日も、こんな相談を受けました。

友人に、「このまま会社で働いていきたい」と友達に言ったら、“社畜”になりたいのか? 自分がやりたいことがないのか?

今はインターネットを使えば、場所も時間も自由なのに、もったいない…みたいなことを言われました。

すごく保守的で、夢もない、こじんまりとした人間だと思われてるみたいで。

なるほど、そういうことを言う方はいます。

人によって価値観も働く目的も違うのに、自分と相手を一緒に考えてしまう。それこそが課題であり、このように想像力のない方は、何かを始めてもうまくいかなかったりするのです。

また、「楽して稼げる方法」というような怪しすぎるセミナーや起業家と名乗る方もいて、煽ってきたりします。

ホントに自分で考えて裏を取ってしっかり選ばないと、お金と時間だけをムダにすることになります。

しかしながら、このことに気付いていない人は、「すごい人なんだよ!まだ20代なのに会社を3つもやってて、月の半分は海外暮らし。かっこいい!」なんて言ってしまう。

その講師が言うのは本当かもしれませんが、自分も同じようになるつもりなら、、、その言葉だけを真に受けるのではなく、もっと他にやることがありそうです。
その是非を問いているのではないです。

甘い言葉を言う側の問題ではなく、決める本人の側の問題なのです。

話を元に戻しましょう。

友人に、「このまま会社で働いていきたい」と友達に言ったら、“社畜”になりたいのか? 自分がやりたいことがないのか?

今はインターネットを使えば、場所も時間も自由なのに、もったいない…みたいなことを言われました。

すごく保守的で、夢もない、こじんまりとした人間だと思われてるみたいで。

だいじなのは、この後!

「……っで、あなたはどうしたいの?」です。

「確かに(;’∀’) 自分には特にやりたいこともないし、
安定が一番なので、会社で働く“(くらい)しか”できない。」

と思うのなら、その考え方のままでこれからも行けるのか、考え直した方がいい。

なぜなら、その考え方で成果・パフォーマンスが上がっていればいいけれど、たいていの場合は、、、。何らかの形で「会社や業績への貢献」が認められなければ、組織での居心地は悪くなります。

「この会社で、やっていきたい」と思うのなら、大いに頑張ればいい。それは素晴らしい選択です。

たいせつなのは、自分で選ぶこと。

人と比較する必要もないし、流行りに乗っかる必要もありません。

わたし自身も会社員時代に副業で経験を積み、独立開業しているので、現代では「新しい働き方」のグループに属すかもしれません。最初から独立しようと思っていたのではありません。

自分の価値観に照らし合わせて決めてきただけなので、本人は“新しい”も“古い”もない。独立志向の人間は、いつか必ずそうしたくなる、、、だけ。

「会社で働く」ことで、得られるものはたくさんあります。

1. 安心して自分のやるべきことに集中できます。
2. 色んな人がいるので、尊敬できる人(ロールモデル)が見つかりやすい。
3. 社会の経済構造をリアルに感じることができます。
4. 会社の教育研修費で勉強できます。
5. 設備が伴うスケールの大きなことに関われます。

1. 安心して自分のやるべきことに集中できます。

一人でできない規模だからこそ、企業活動。ということは、組織図があり各自に役割があります。
役割だけに集中して時間を費やせるのは有難く、かつ成長できます。
個人事業主・フリーランスになって大変だったことに、やりたいこと以外の事務作業を挙げる方が多いです。自由になるということは、そういった派生的なことも引き受けるということ。
勤務時間を自分のやるべきことに注力できるのは、実はすごいことなのです。

2. 色んな人がいるので、尊敬できる人(ロールモデル)が見つかりやすい。

会社員は基本的にその会社の事業に共感している前提です。
(その会社のやっていることに魅力を感じずに、そこで働くことはかなりキツイ)
ということは、興味関心が似ている可能性が高い。話してても「そうそう、そうなのー」と盛り上がることも多いはず。同じ目標に向かって走るうちに、この人の考え方は素敵だなぁ、とか尊敬できるわぁ、と思えることがあります。その確率は個人事業主・フリーランスより多い?
また、このような話をすると「尊敬できる人なんていません」って仰る方もいます。そんな時は反面教師探しをしましょう。こうはなりたくない残念な面がわかれば、自分はやらなきゃいいだけ。
自己成長のためには、立っているものは親でも使え!なのです(笑)

3. 社会の経済構造をリアルに感じることができます。

企業の大半はBtoB(法人取引)です。
私たちのところに届くまでにどのような取引があるのか、今どの業界がどのような動きをしているのか、企業活動に絡んでいないとイメージできないことばかり。社会を構造化して見られるようになると“視野”が広がります。そこから得たことは、間違いなく本人の力になるのです。

4. 会社の教育研修費で勉強できます。

未来に自己投資して欲しい気もちはありますが、それは自分のテーマが決まってからで良いと思います。会社によって教育研修制度は異なりますが、人材育成は経営課題なので何らかのプログラムは提供されていると思われます。
つまんない研修だと居眠りしないで、有効活用するのも手ですよね。
だって、お給料をもらいながら勉強できるんですから。

5. スケールの大きなことに関われます。

先にも述べましたが、一人でできない規模だからこそ、企業活動。ということは個人では関われないようなスケールの大きなプロジェクトにも関わるチャンスがあります。
海外との関わり、行政が絡むプロジェクトなど、法人でないと取引できないことが多くあります。

他にも、会社で働くからこそチャレンジできることがあります。中にいると気づかないかもしれませんが。

年齢が上がれば上がるほど、「経験」に対する評価は高まります。

それは、会社で働こうと個人でビジネスをしようと関係ありません。

常に、経験を積む努力をする、ブラッシュアップする、アップデートすることが求められるのです。
「会社で働く」を選択した場合は、ここが自己責任になりますので、心して臨むべき。

「会社で働く」とは、ヒトもモノも準備してもらえるということ。
制約条件のある環境だからこそ、培われるものも多い素晴らしい働き方なのです。

「新しい働き方」って何なのでしょう。
だってやることは同じ! 自分で決めて自分でやるだけのことなのですから。