1019日(土)
ここのところ、週末はあまりお天気が良くない(;’’)
今朝も少し雨、そして曇り空。

でも、きっと終わる頃には回復しているはず!と信じて

今日も、朝カフェ(第59回)スタートです。

まずは、アイスブレイク

今日は初参加の方が多く、少し緊張感が(笑)
でも、美味しいモーニングを頂きながら、テーブルごとにお話するので
徐々になごやかに。

口や手を動かすことは、緊張感を和らげます☕

自分の話をする、そして相手が聞いてくれることで
オープンマインドになるのです♪
今回は、中国出身の技能実習生さんが日本語を学びたいと参加。
ご参加の皆さんに助けて貰いながら、自己紹介されていました。
 

後半の質問は、この後のミニセミナーと連動した内容にしているので
ウォーミングアップも兼ねて(^^

 あなたの興味関心ごとを教えてください。

 A:本棚にはどんな本が並んでいますか?
 B:映画を観にいくなら、どんな映画ですか?
 C100万円の寄付をするなら、どんな活動に、どんな団体に寄付しますか?

 自己理解って難しいことを質問するのではなく、
こんな風に“行動の種”を見つけることでも十分なんです。

皆さんも考えてみてくださいね。

いよいよ、ミニセミナー

本日は、頭(思考)がメインテーマ。 

学びを実践に変える大人のためのSDGs講座

講師は、株式会社Elpmis 代表取締役の鈴木友也さん

朝カフェも本日が59回目で、
これまで55名の方にミニセミナーをお願いしてきました。
(複数回担当があるため)

2番目に若い、25歳!

日本のこれからを牽引してくれる世代から学べることは、
本当に素晴らしい!

私は常々、個人のキャリア支援において、
「自分のテーマを見つけてほしい」とお伝えしています。

鈴木さんのテーマは「多文化共生社会」

なぜ、そう考えるようになったのかは後半で。

SDGs の認知度は?

聞いたことがあるけど、説明まではなかなかできない(;’∀’)

そんな方が多いのかと思いきや、
20192月時点の日本での認知度は、16.0なのだそうです。

そんなに少ない?

最近は、企業活動でもよくきくし、ボードゲームも展開されているし
電車の中でもバッジを付けた方を見かけるようになったけどなぁ…。

↑ これこれ(^^)/

それは知っているから気づくだけのこと。

知らなければ目にも留まらないのだから、
まだまだ活動量が少ないことが理解できます。

採択までの経緯(MDGsからSDGsへ)

20159月「持続可能な開発サミット」が開催され、
150を超える首脳が参加して、
2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択
されました。

開発の3つの側面

•持続可能な開発は、将来の世代がそのニーズを充足する能力を損なわずに、
現世代のニーズを充足する開発と定義

•持続可能な開発を達成するためには、
 経済成長、社会的包摂、環境保護 という3つの主要素を調和させることが不可欠

SDGsが採択される前に、
2000年に国連で採択されたMDGsという活動があります。

ミレニアム開発目標(MDGs)の目標と主なターゲット

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2:初等教育の完全普及の達成
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
目標4:乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦の健康の改善
目標6HIV/ エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
目標7:環境の持続可能性確保
目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

MDGsは、一定の成果は挙げたものの大きな動きにはならなかったのだそうです。

その理由は、
国連の一部の方々や専門家の方中心の“トップダウン”だったため。
確かに、トップダウンは時に正攻法ですが、
一人ひとりの活動にまで落とし込まないと成果にはつながらない、、、
“ボトムアップ” 現場主義が大事なんですね。納得!

SDGsCSR(企業の社会的責任)

SDGsは本業と連動させることで社会課題を解決する、企業戦略の一つ。

その取り組みにより、
ブランディング(企業価値の向上)、
ステークホルダーとの関係強化、
そしてイノベーションを起こすことにつながります

CSRも素晴らしい活動ですが、
本業とは一線を画す慈善事業の色合いもあります。

SDGsの方が自発的な取り組み言えるんですね。

ということで、大企業を中心にSDGsが導入されています。

(例)
 日清食品の「大豆ビーフ」の開発
 Panasonicの「ソーラーランタン」10万台プロジェクト

私たちの身近で進められているSDGsの活動に
目を向けていきましょう。

SDGsの基礎が分かったところで、ミニワーク!

SDGs 個人ワーク

自分のこれまでを振り返ってみます。
まずは、SDGs17目標とか関係なしに(^^

  • お仕事を、過去から順に
  • 好きなこと、趣味、はまったことを、過去から順に

その上で、

  • なぜそれを選んだのか?
  • なぜ好きなのか?
  • 何のためにしているのか?
  • その仕事を通じて、顧客のどんな悩みを解決するのか?

 自分の内なる問題意識に気づくことができます。

17目標をカテゴリー分け

1から順に解説するのではなく、4つのカテゴリーで見ていきます。

①社会分野(1・2・3・4・5)
1:貧困をなくそう
  あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
2:飢餓をゼロに
  飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、
  持続可能な農業を推進する
3:すべての人に健康と福祉を
  あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
4:質の高い教育をみんなに
  すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、
  生涯学習の機会を促進する
5:ジェンダー平等を実現しよう
  ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

②経済分野(8・9・10・11・12)
8:働きがいも経済成長も
すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、
生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
9:産業と技術革新の基盤をつくろう 
  レジリエントなインフラを整備し、 包摂的で持続可能な産業化を
推進するとともに、イノベーシ
ョンの拡大を図る
10:人や国の不平等をなくそう 
  国内および国家間の不平等を是正する
11:住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
12:つくる責任、つかう責任
  持続可能な消費と生産のパターンを確保する

③環境分野(6・7・13・14・15)
6:安全な水とトイレを世界中に
  すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
すべての人々に手ごろで信頼でき、
持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
13:気候変動に具体的な対策を
  気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
14:海の豊かさを守ろう
  海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、
持続可能な形で利用する
15:陸の豊かさも守ろう
  陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、
森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、
土地劣化の阻止および逆転、
ならびに生物多様性損失の阻止を図る

④横断分野(16・17)
16:平和と公正をすべての人に 
  持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、
すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、
あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
17:パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、
グローバル・パートナーシップを活性化する

SDGs グループワーク①

4分野から、自分が最も興味・関心の強い分野を一つ選びます。
次に同じ分野を選んだ人同士でグループを作り、シェアしてもらいます。

  • なぜ、その分野を選んだのか?
  • きっかけや影響を受けた人はいますか?
  • その分野の中で特にどの目標に興味・関心が高かったのか?
  • 具体的に実践したことは?

 今回は、②経済分野を選んだ方が一番多かったです。

一つを選ぶことは難しくても、
①社会、②経済、③環境、④横断という考え方は非常に良いと思いました。

えー、そうなんですか?」と本業と異なる目標を選ぶ方もいれば
「あー、だからなんですね」と一致している方も。

話してみないとわからないものです(^_-)-☆

ここで、SDGs動画鑑賞 !

世界に広めよう「持続可能な開発目標(SDGs)」
SDGs達成のためにできることを始めてみよう 日本語字幕

https://youtu.be/Mzft1EqHK0k

世界に広めよう「持続可能な開発目標(SDGs)」
(エマ・ワトソンさん)日本語字幕

https://vimeo.com/182065124


わかりやすい!

今、世界では自分たちができることに日常の中で取り組み、
キャンペーンにまで発展させる動きがあるのだそうです。

それも、10代の若者が中心となって。

素晴らしい!

日本は少子高齢化で、若者の視点が少数派になることもままあります。
でも、世界に目を向ければ、未来に思いを馳せれば、それはどうなのか?

私たち自身の物の見方を変えなければならないと、
教えてもらいました。

SDGs グループワーク②

自分が今日から実践できるSDGsを考えてみよう! 

  • どの問題解決がしたいですか?
  • どの目標であれば続けられますか?
  • 自分一人でできることは何ですか?
  • 他の方々を巻き込んでできることは何ですか?

一人ひとりの力は小さいかもしれないけど、
人任せにしないでできることから始めよう!

と思えるワークでした。

自分を知り、他者との関係創りにおいても、
17を軸に対話してみることをお勧めします。

短い時間だったので、またじっくり取り組みたいセミナーでした。
一般社団法人「組織と個人の在り方研究会」の個人向けセミナーとして、
またお願いしたいです。

キャリアインタビューで、講師の魅力に迫る

朝カフェのこだわり
それは、キャリアインタビュー

講師が
どうして今の問題意識にたどり着いたのか
どのようにしてキャリアを形成してきたのか
周囲との関係は?
困難や転機を乗り越えてきたのか

を伺っていきます。

今回は、
実際はセミナー前半での自己紹介部分をまとめさせていただきました。
(何せ、お若いので)

鈴木友也さんのこれまで

1994年1月1日生まれの25歳

2歳から7歳まで父親の転勤で、イギリス・ロンドンに在住
インターナショナルスクールに通い、
世界各地のお友達に囲まれ、多様性の中で幼少期を過ごす。

2012年4月、慶応義塾大学経済学部入学
 留学生や国際交流に関する団体やイベントに積極的に参加・運営に携わる。
 カナダとアメリカに留学
 3つのNGO団体でインターン
 卒業論文のフィールドワークで、COP22(モロッコ・マラケシュ)へ

国連職員になりたいと思っていたそうですが、様々な立ち位置をみる中で、
ビジネスという側面からの支援をしたいと考えるようになったそうです。

そして、民間企業へ

2017年4月、株式会社ヨドバシカメラ入社

ここでは、訪日環境客と在住外国人、約30か国の国の方々に接客する中で、
在住外国人の方から排他的な日本社会の話を聞くようになり、
自分が在住外国人と共生できる社会を創ろうと独立・起業する決意をしたそうです。

(なるほど)

2018年3月、ハウスクリーニングElpmis起業

2019年3月、株式会社Elpmis創業

《Mission》
日本への移住から定住、そして就労まで外国人をサポートし、多文化共生社会を築く

《事業内容》
①日本国内在住外国人向け生活サポート事業
②海外人材育成・サポート事業
③在住外国人向け情報発信メディア
④食と国際交流イベント(パクチー会)

http://elpmis.net/

現在は、企業支援や個人支援など
「多文化共生社会」をキーワードに多種多様な活動を模索中。

僭越ながら、まとめ

一つひとつの体験から学んだり、
疑問を持ったり
してきたのだろうと感じました。

キャリアコンサルタントとして、推奨パターンです(笑) 

疑問や問題意識は急に沸いてくるのではなく
過去に感じたり、考えたりしたプロセスが土壌となって生まれるのです。
その場面では答えは出なくても、しっかり取り組みことで、
実は内側が大きく成長しているのです。

鈴木さんも、かつては国連職員を目指していたとのこと。
今のようなスタイルは想像していなかったと思います。

やりたいことを実現するために必要なことはWhy
なぜそれをするのか、です。

今の自分が向き合うべき課題は何か。

明確にした生き方が恰好いいことを、
未来を担う若者に教えられた朝カフェでした。

ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回は、

11月16日(土)9:00-11:30
『価値基準(クライテリア)価値観の順位付け』

講師:志村圭子さん
一般財団法人 日本教育推進財団 認定コミュニケーション・トレーナー
北海道コミュニケーション・カラースクールSion代表
認定心理士
フリーアナウンサー
AFT色彩検定1級

https://www.facebook.com/events/2143954229239191/

是非、お越しください。

(文責:三浦睦子)